NOTES OF A JOURNEY

「青葉 北千住マルイ店」

中野の超有名店「青葉」の暖簾分け支店を訪問。

「青葉　北千住マルイ店」
足立区千住3-92 北千住マルイ9F
各線北千住駅下車すぐ

中野の本店はラーメンフリークでなくても知る有名店中の有名店。飯田橋、新宿御苑、大宮に次ぐ出店。僕が注文したのは、特製つけ麺、店を代表する一品だ。この店の特徴は何といってもスープで、煮干、鮪、鰹から取った和風ダシと豚骨、鶏がらなどの動物系白湯スープのブレンドといういわゆるダブルスープで、深いコクと旨味を味わうことができる。麺はコシのある平打ちちぢれ麺でスープとの相性が抜群。具は、半熟の味付玉子、チャーシュー、メンマ、ナルト。特に味付玉子は絶品、とろけ具合がたまらない。。必ず行列が出来る店だけれど、とてもレベルの高い味が保証されている大好きなラーメン屋だ。もちろん点数は5点満点で5。

「さぶちゃん」

学生時代から大好きだったラーメン屋に久しぶりに行った。

「さぶちゃん」
千代田区神田神保町2-24-6
各線神保町駅徒歩3分

アイセック東京大学委員会事務所や会計予備校が近くにあったので、神保町界隈はよく探索した。学生が多くいわゆる「B級グルメ」の店が溢れている街だけれど、その中でも大のお気に入りだったのがこのラーメン屋。典型的な東京ラーメンを味わうことができる名店だ。僕が注文したのは、半チャンラーメン。何でもこの店が「半チャンラーメン」（=ラーメン + 半チャーハン）発祥とのことだけれど、本当だろうか。スープは鶏ガラベース、表面に程よく脂が浮いていて、とても旨味のある味わい。麺はややコシのある細ストレート麺。具はチャーシュー、メンマ、薬味ねぎのみ。全体的にとてもシンプルな印象だけれども、スープ、麺、具のマッチングが絶妙でとても旨い。特にスープの美味しさにはいつも感心させられる。少々残念なのが、店がやや小汚い点と、店主の客に対する依怙贔屓が目に付く点。この日も僕の横の席に座った客は馴染みなのか、普通の客には供されない緑茶がサービスされていた。因みに普通の客は水道水。ただそういったマイナス点を勘案してもここのラーメンはまた食べたくなる1杯。間違いなく5点満点で5！

「らーめん丸富」

恵比寿と広尾の間、明治通り沿いのラーメン屋。

「らーめん丸富」
渋谷区広尾5-22-1
東京メトロ日比谷線広尾駅徒歩5分

つけ麺、トッピングとして味付け玉子を注文。スープはゲンコツをベースで、表面に細かい背油を浮かべてある。あっさりとしているので強烈なインパクトには欠けるものの、背油の独特の旨味があってなかなか美味しい。僕がこの店で気に入ったのは、麺。中細の平打ち麺で、ぷりぷりとした食感を楽しむことができた。スープにもよくマッチしている。わざわざ食べに行こうとは思わないけれど、通りかかったらまた食べたい。ということで、評価は5点満点で4。

「ホープ軒本舗」

ラーメン屋はこのBlogに書いていなくてもせっせと通っているのだけれど、久しぶりに紹介。

「ホープ軒本舗」
武蔵野市吉祥寺本町1-14-12
各線吉祥寺駅徒歩3分

大学1、2年生のキャンパスは駒場で吉祥寺には比較的近かったので、何度か足を運んだことがある店。考えてみるともう5年以上も昔の話、少し歳をとった気分になりながら暖簾をくぐる。この日オーダーしたのは中華そば、味付玉子入り。最近のラーメンにしては安く、600円。老舗の東京とんこつラーメン店として価格維持に努めているのだろうか。スープは豚骨醤油、麺は細ちぢれ麺だ。全体的な印象としては、今一つ。たしか5年前はかなり美味しいと思っていたはずなのに、僕のラーメン舌が肥えたからだろうか、店自体の味が下がったのだろうか、期待値をかなり下回ってがっかりしてしまった。スープはインパクトに欠けるし、麺は細いのに柔らかくて喉越しが悪い。味付玉子は固ゆでで味がしっかりと定着していない。チャーシューも全く特徴に欠ける。何か文句ばかりになってしまったけれど、それだけ落胆した証拠だろう。思い出の中にとどめておくべきだった1杯だった。5点満点で2。

「せたが屋 雲」

今日は、品川に12月1日にオープンしたラーメンテーマパークの「麺達七人衆　品達ラーメン」の一つに足を運んだ。

「せたが屋　雲」
港区高輪3-26-20
各線品川駅徒歩3分

「激戦区『環七』を制した醤油の達人」というキャッチコピーがパンフレットに載り、行列も長かったので、自然と期待が高まった。本店は世田谷区野沢にあるらしい。僕が今回注文したのは、焼豚麺。ところが残念ながら、期待を持ち過ぎたのかそれほど感激せず、まあそこそこのレベルという感想。スープはかなり独創的だった。豚骨でも、醤油でも、塩でも、味噌でもない。野菜を煮込んでとろみが出ていて、初めて食べる味。ただ少し塩辛くて、水を大量に飲むことになった。麺がこのスープにマッチしていない。ホームページやパンフレットには「食べる感覚のスープがもっちりした極太麺によくからみます」と記載されていたけれど、実際に出てきた麺は細ストレート麺。とろみをよく絡めるためには、コシのある太麺の方がいいと思う。チャーシューは光麺など有名店でも出されるいわゆる炙り系のもので、とても美味しかった。評価は5点満点で3。

「らーめん香月 恵比寿店」

恵比寿で有名な店に行った。

「らーめん香月　恵比寿店」
渋谷区恵比寿西1-10-8
各線恵比寿駅徒歩3分

このお店は恵比寿の老舗の有名店。背油の浮いた豚骨ベースのスープが特徴。豚骨ベースといっても透明感があるスープで、あっさりしている中に旨みがあるように仕上げられている。今回僕が注文したのは、ピリ辛ジャン麺。このお店のしょうゆラーメンの上に、トッピングで辛味噌で炒められた挽肉が載っている一品だ。中細麺に肉が絡んで、なかなか美味しかった。でも欲を言えば、何か一味足りないような気がする。確かにスープも麺もそこそこのレベルに達しているんだけれど、何か強烈なインパクトに欠ける印象。このお店は5点満点で3。

「めん徳二代目つじ田」

今日のラーメン屋はかなりオススメ。

「めん徳二代目つじ田」
千代田区平河町1-4-11
東京メトロ有楽町線麹町駅徒歩3分

以前から気になっていたのだけれど、混んでいたり、スープが売り切れた時に通り掛ったりでチャンスを逃していた。今日は丁度近くでお昼を挟んで用事があったので、ようやく足を踏み入れることができた。僕が注文したのは、二代目ら－めん（全部のせ）。このラーメンがとても美味しかった。スープは豚骨スープと魚介系スープのダブルスープ。テーブルの上に置かれた説明を読むと、10時間以上20種類以上の素材を煮込んでいるらしく、とろみが微妙についていて絶妙の魚介系の旨みが滲み出ている。一口飲んで美味しいと思ったけれど、最後の一滴までそう思った。スープを完全に飲み切るのも久しぶりだった。麺もこのスープとうまくマッチした特注卵麺。もっちりとしていて、スープの旨みに力負けしていない。肩ロースのチャーシュー、味付半熟卵、海苔、メンマのトッピングもなかなかのものだった。あと1点僕が気に入ったのは、机の上にスパイスとして置かれいてた、黒七味。七味唐辛子の辛さに山椒の風味が加わったもので、ラーメンに振り掛けるといいアクセントになった。今日のラーメン屋には大満足。5点満点で5。

「蒙古タンメン中本 新宿店」

今日もまたラーメン。ということで以下のお店。

「蒙古タンメン中本　新宿店」
新宿区西新宿7-8-11
各線新宿駅徒歩5分

新宿のラーメン激戦区、小滝橋通りの中でも行列を作る有名店。この店のラーメンの特徴は何といってもその辛さなのだけれど、店の基調カラーも赤色に統一して辛さのイメージをフューチャーしている。僕がいつもオーダーするのは、蒙古タンメン定食。蒙古タンメンとライス、マーボー豆腐がセットになっているものだ。蒙古タンメンは、味噌をベースに何種類もの唐辛子が加えられているスープに、トッピングとして麻婆豆腐（豆腐、もやし、キャベツ、ニンジン、ニラ、ニンニク、豚肉）が乗せられているラーメン。中太の微妙にちぢれた麺がこのスープによく絡む。一口食べただけではそれ程辛くはないのだけれど、食べていると徐々に喉の奥、舌の先に辛味が伝わってきて、食べ終わる頃にはいつも汗だく。ただその辛さの奥に何とも言えない、文字通り「癖になる」旨みが凝縮されいて、食後は満足感に満たされる。この蒙古タンメンよりさらに辛い「北極ラーメン」というものも実はあるのだけれど、スープが完全に赤色のこのラーメンにチャレンジしたことはまだない。多分火を噴くことだろう。このお店は僕の今一番のお気に入りの1つで、お世辞抜きに美味しいと思う。従って評価はもちろん5点満点で5！

「ラーメン二郎 歌舞伎町店」

今日はこのラーメン屋。

「ラーメン二郎　歌舞伎町店」
新宿区歌舞伎町1-19-3
各線新宿駅徒歩8分（歌舞伎町入口より徒歩4分）

三田に本店を構える「ラーメン二郎　三田本店」の数多くある暖簾分けの一つ。僕は時々松戸店に行くのだけれど、いつもこの歌舞伎町店は前を通過するだけで足を踏み入れるのは初めてだった。今回注文したのは、つけ麺。二郎系のお店のウリは、濃厚な豚骨しょうゆスープ、コシのある太麺、そして何といってもその圧巻たるボリュームで、僕もいつもはそれを堪能するために普通のラーメンをオーダーする。つけ麺は置いている店と置いていない店があるので、トライしてみたのだった。どうも、二郎系の本来の良さが失われていたような気がする。スープは酸味を加えられていて独特のくどさが減っていたし、ボリュームも普通のラーメン程は感じられなかった。何というか、二郎を訪れる時はいつもラーメンと「闘う」（＝完食するぞ！）という気分で来るんだけれど、肩透かしを食らったような、そんな気分になってしまった。茹で野菜のトッピングも、普通のラーメンとはあれ程マッチングしているのに、どうもイマイチ。もう二郎系のお店でつけ麺はいいや。ということで評価は5点満点で2。

「神座 新宿歌舞伎町店」

今日のラーメンは、以下のお店。

「神座　新宿歌舞伎町店」
新宿区歌舞伎町1-14-1
各線新宿駅徒歩5分（歌舞伎町入口より徒歩1分）

この店は、大阪を中心とした関西エリアの超有名店「神座」の東京進出第一店舗目。高校時代には、大阪の千日前店によく通った。僕がこの店でいつも注文するのは、おいしいラーメン。この店の特徴は、最近の豚骨や魚介系ブームとは一線を隠しているそのスープ。野菜、特に白菜を炒めてからベースのスープと煮込んでいて、旨みを出している。初めて食べた時には少し「物足りないかな？」と思ったけれど、何度か足を運ぶ内に、独特に旨みに引きずり込まれていった。店内には、「1回目の味は今までに味わった事のない味なので、おいしさがわからない方もいらっしゃると思います。＝訳のわからない味です。2回目の味は１回目と味付が変わったのかと思わせるくらいに深みやおいしさが分かると思います。＝やみつき。3回目の味は神座本来の味が分かって頂けると思います。＝ラーメン中毒。」 と書かれたプレートが置いてあるが、中毒とまではいかないでも、的を得ていると思う。時々食べに行きたくなることも考えて、僕の評価は5点満点で3。